2012年12月21日金曜日

ツーリズムきつき!?

 
今年からはじめた、観光協会とのコラボ「坐禅体験ミニツアー

沢山の方に坐禅を体験して貰うことができました。

師走も押し迫ってきた19日。今年最後の体験者が来山してくださいました。

二人組みの女性。熱心に一時間坐ってくれました。













お話を伺ってみますと、“ツーリズムおおいた”にお勤めのお二人で、休日を利用して“ツーリズムきつき”を実地体験しているとのことでした。
(とても勉強熱心なお二人)

ミニツアーの中でも「坐禅」に興味があったようで、私も思わぬご縁ができたような気がしました。

次回は大勢でお越しください。
お待ちいたしております。


2012年11月2日金曜日

南禅会本部男子研修会

平成24年10月16日~18日の2泊3日の日程で南禅寺派の檀信徒から総勢49名が参加し「南禅会本部男子研修会」が南禅会館を会場に開催されました。
安住寺からは高橋勝司さんと清末陽一さんに参加いただきました。
戻られました、高橋さん清末さんから充実した研修でしたと報告を頂きました。












参加頂きアリガトウございました。

2012年10月30日火曜日

グランドゴルフ大会

平成24年9月27日、青く晴れ渡った絶好のコンディションの中「第3回杵築市仏教会交流グランドゴルフ大会が、山香町の杵築市営サッカー場で開催されました。

日中は、気温がかなり上昇し熱中症などの心配もありましたが、参加35チーム208名の皆さんが、溌剌とプレーし無事に終了しました。












個人で見事優勝された、酒井淳次さんは、前半11・後半17(ホールインワン3つ)の得点28の素晴らしい結果で優勝でした。

今回は、団体戦の結果を報告させて頂きます。
 






















来年も開催を予定しておりますので、杵築市仏教会加盟寺院の皆様は奮ってご参加ください。

まだまだ老けてませんよ(^^)

9月21日、安住寺合掌会主催による、恒例の敬老会が開催されました。
今年も大勢の参加で、にぎやかに楽しい時間を過ごすことができました。











 




江戸時代中期の禅僧で、博多・聖福寺の仙崖義梵和尚の詩に「老人六歌仙」があります。
面白い詩でありますが、だんだんと老いを感じながらも、活き活き出来ればいいもんだなぁ。と思ってます。
 「老人六歌仙」
 しわ(皺)がよる ほくろがでける 腰曲る
 頭がはげる ひげは白くなる
 手は振ふ 足はよろつく 歯は抜る
 耳はきこへず 目はうとくなる
 身に添は頭巾・襟巻・杖・目鏡
 たんぽ・おんしゃく・しゅびん・孫の手
 聞たがる 死にとうながる 淋しがる 
 心は曲る 欲深になる
 くどくなる 気短になる 愚痴になる
 出しゃばりたがる 世話やきたがる
 叉しても同じ咄に 子を誉る 
 達者自まんに人はいやがる

 
 

なんと言うことでしょう・・・

更新を二ヶ月近くサボってしまいました。。
その間の出来事をまとめて報告しま~す。

2012年9月4日火曜日

杵築少年剣道部 夏合宿

毎年恒例!杵築少年剣道部の夏合宿が8月30日31日の両日、開催されました。
今年は28名の参加で活気ある楽しい合宿になりました。

杵築少年剣道部は来年が創部50周年にあたり、6月には記念大会も予定されています。部員の数も増え、日頃の稽古の中だけでは培うことのできない忍耐力、集中力、チームワークの向上を図る有意義な会になりました。

準備、運営にお手伝いいただきました、お父さんお母さん方には大変お世話になりました。子供たちが感謝の気持ちを忘れずに、益々稽古に精進してくれることを祈っております。

がんばれ杵少剣!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2012年8月8日水曜日

寺子屋

愈々お盆間近となりました。 

先月27日金曜日に、東九州臨済宗青年僧の会によります『寺子屋』が、安住寺を会所に開催されました。

安住寺檀信徒のお子さんをはじめ、43名の参加を頂いて、楽しく和やかに一日を過ごしました。


初坐禅でしたがよく座りました。


真ん中の幼稚園生も頑張りました。


湯布院・佛山寺和尚さんの紙芝居。笑いもたっぷり。


食前のお経に驚いた子供もいました。


意外と難しかったかな??


じんせいって最高!泣いたり・・・笑ったり・・・「ありがたいお言葉頂きました。」


上手に描けたかな。


素敵な作品がたくさん出来ました。

「杵築を愛する会」平田さんをはじめ手助けを頂いて皆さん。ありがとうございました。



たくさんの皆さんのご参加ありがとうございました。


「東九州臨済宗青年僧の会」の活動にご協力いただきありがとうございました。
当日、お手伝いを頂きました和尚様方お疲れ様でした。

2012年7月26日木曜日

第94回全国高校野球大分県大会 杵築高校優勝

杵築高校野球部甲子園出場!!!
母校である杵築高校野球部が甲子園出場を決めました。
学校創立以来初!創部63年にしての快挙です。

写真提供


http://www2.asahi.com/koshien/94/pref/gallery_e/view_photo_feat.html?oita-pg/SEB201207220077.jpg

選手、監督さんの努力と汗に感動しました。
ありがとうございます。

久々のブログ更新がこんな素晴らしい更新になってうれしいです。

2012年3月30日金曜日

桜咲く

彼岸も過ぎようやく暖かくなってきました。

桜の開花の声も聞こえるようになりました。

境内の桜も昨日、今日と咲き始めました。



『ブッダの真理のことば』
第四章 花にちなんでより

うるわしく、あでやかに咲く花で、しかも香りのあるものがあるように、善く説かれたことばも、それを実行する人には、実りが有る。

2012年2月15日水曜日

脱原発宣言「全日本仏教会」

昨年12月1日、全日本仏教会は日本仏教界の総意として「脱原発」の宣言をしたわけでありますが、大震災直後のメディア報道とは違い、最近は原発を再稼動させようという立場の報道が目立つ。

 先の原発の運転期限を40年と法改正したが、政府は最長60年までの例外規定を盛り込むことを明らかにした。また原発の再稼動を前提にした「ストレステスト」で、現在停止中の関西電力、大飯原子力発電所3・4号機の関西電力側から出された一次評価を原子力安全・保安院は「妥当である」と原子力安全委員会に報告した。委員内からも「拙速である」という強い意見があるにもかかわらず審議を打ち切り、再稼動へ突き進んでいるように思えてならない。
 また国や原発企業は、福島の原発事故を受け世界最高水準の安全性に高め輸出を推進していくという。福島第一原子力発電所事故は未だ解決されず、炉内の様子もわからない。まして廃炉までの工程も不透明。30年40年も先になる課題を残し、輸出を続ける国や企業の利益追求姿勢は問われてしかるべきだろう。
 原発を廃炉にするにも莫大なコストがかかり、原発関連企業では廃炉利権で喰えるとも言われているらしいが・・・
 時遅しの声もあるが、次世代に向け、全日本仏教会も「脱原発」を宣言し一僧侶として少なからず前進したように感じている。

 全日本仏教会「脱原発宣言」全文
http://www.jbf.ne.jp/2011/12/post_214.html


 さて1月30日の中日新聞に「原発に頼らぬ生き方を」として、大分県出身で全日本仏教会会長で臨済宗妙心寺派管長の河野太通老師の記事がありました。ここに記事全文を転載させて頂きます。
 「脱原発」に向け何か出来ないか参考になればと思います。何事も願いを抱いておかねば叶うことはないはずであります。




 『原発に頼らぬ生き方を』
 原子力発電によらない生き方を求めてー。昨年12月1日、104の伝統仏教団体の総意として出された事実上の「脱原発」宣言が注目を集めた。この日、都内で開かれた全日本仏教会(全日仏)の理事会。採択を前に、会長で臨済宗妙心寺派管長の河野太通さん(82)が寄せた映像メッセージが会場に流れた。
 「私たちは、もっと豊かに、便利にと欲望を拡大してきました。その陰で、原発所在地の人々が事故で命の不安に脅かされています。全日仏は原発への依存をなくし、持続可能なエネルギーによる社会の実現を目指します。誰かの犠牲の上に成り立つ豊かさは誠の豊かさではありません」
 全日仏が原発問題に自らの姿勢を示すのは初めて。「仏教会の人たちはよく言えば円満なんだ。誰かが嫌がるようなことはあんまり言ってこなかった。今度も社会の後ろで『そうか、そうか』って言ってるだけじゃ、私たちが世におる必要性がなくなってしまう」。妙心寺派本山・妙心寺(京都市)で、日本を代表する禅僧は宣言の背景を語った。湯水のごとく使われる電気を東京一円に送った福島第一原発。事故後は地元住民から故郷を奪い、子供の将来に不安を残した。すべてに平等の命を見いだす仏教にも非常事態だったということか。
 東日本大震災は同寺で法要中に起こった。すぐに宗派、全日仏の陣頭に立って支援に乗り出し、被災三県で祈りをささげて回った。訪れた仮埋葬所では、大半の遺体に番号が振られていた。「3・11まで名前で呼び合っていたのにね。津波被害は本当に悲惨だった」。大学時代に影響を受けた先輩僧侶も、津波にのまれ亡くなっていた。
 またも思い知らされた自然の力。ただ、原発事故は「産業革命以来の、より多く、より早く願望を手元に引き寄せることが幸福につながるという価値観が引き起こした」と、河野さんは考える。今月(1月)26日名古屋市中区の政秀寺であった法話行事「无名会」。参加者を前に「欲望にのまれがちな自己を反省し磨き直すことがおろそかにされる時代になった」と説いた。会長を務める社団法人の機関紙には「現代仏教の真実と仏教徒のあり方が問われている」と書いた。答えの一つが「命を大切にする仏教の教えに照らして社会がおかしいのではというときには勇気を出してものを言う」。青年時代にさかのぼる信念でもある。
 生まれは満州事変前年。どっぷり染まった軍国主義は敗戦後、完全否定された。どんな社会になってもぶれない人生をと、新制高校三年のときに禅寺へ入った。「ところが、寺に来た在家の人が、和尚さんを隊長って呼ぶ。坊さんも鉄砲かついで戦争していたわけだ。金を集め軍に戦闘機を贈ってもいた。これが本当の仏教なら、私は去らなきゃいけないと思った」。自らの存在をかけ、11年前に結実するまで、ざんげ表明すべしと教団内で説いて回った。「当時の仏教会も本心では戦争はいいと思ってなかった。でも、軍や社会の勢いに流され、よう反対せんかった。一人でも多く発言していれば戦争を止めれたんじゃないか。同じ思いが原発にもある」という。
 放射能汚染の悲劇を繰り返さないよう、一人一人が足るを知り、自分の幸福だけを求めない善なる人間、人格をつくるべきだと強調する。「指導者も利潤がゆえに、原子力の危険性を知りながら黙認してきた。利便性、経済性はもう十分。追求すべきでないとことは敢然と指摘する、侍のような人を生む社会へ一歩踏み出さなくてはと思います。私も含め、人類みんなが今、そういう立場に立たされているんじゃないでしょうか」


{取材ノート}
 阪神大震災では住職をした寺で被災した河野さん。当時は腹ら立たしかった「頑張れ」のメッセージを3・11後、あえてインターネットで発信した。元気に立ち直る姿勢が犠牲者への一番の供養と感じたからだ。原発問題への発言も、その思いと重なるのか。仏教で「忍ぶ」は理想の生き方の一つ。弁当を食べるのを昼休みまで待つように、少しの我慢を節電でも実践しようと説く。自身は「原発反対」と念じながら消灯に取り組んでいるという。(谷村卓哉)


2012年1月30日 中日新聞文化面「はじめの一歩 私はここから」より

2012年1月30日月曜日

願い・・・(保育園発表会)

お父さんも、お母さんも、お爺ちゃんも、お婆ちゃんも、みんな我が子の我が孫の、健やかではつらつとした成長を心から喜び、顔をほころばせ喜び拍手を贈った。
「子供の成長は早い。一年が過ぎていくのも早い」大人になれば誰しもこう感じるときがあることでしょう。

一昨日は子供の通う、杵築中央保育園の発表会があり参観しました。
一年経つと子供たちは、すばらしく成長し親たちは心から喜び、我が子を宝物のように自慢したくもなるものです。


 
 

「我に子等あり 我に財あり」と


おろかなる者は こころ悩ます


されど、我はすでに我のものに非ず


何ぞ子等あらん 何ぞ財あらん


「法句経 六十二」

小さい子を持つ親は、我が宝物のように我が子を可愛がり、己の所有物のように思う。
衣食住を与え、教育を与え、愛情を注ぐ。是は決して悪いことではなく、子供の成長には欠かせないことは言うまでもありません。
でも、ふっと省みるとその「我が子」は本当に我が物であろうか?
時に自分すら思うがままにならず、悩み苦しみ、貪瞋痴にこころ悩む。

子供が大切であることはもちろんですが、自分の思うがままに出来る道具ではなく、「一真実」の仏心を備えた大切な存在です。
禅家では一箇半箇を説得するとよく言います。きわめて大切な得がたい人物を育て上げる意味ですが、子供たちの未来が明るいものになるよう親としてしっかり接していかなければと改めて感じたところです。
子供たちのすばらしい未来を願うばかりです。

2012年1月26日木曜日

さむ~い。。

この二日間強い寒波のおかげで、今年初めて、この冬初の積雪を観測しました。
寒い寒いとせっせと厚着。寒い地方の方からすれば序の口でしょうが身にこたえます。

そんな中でも、子供たちは杵築では珍しい雪に大喜びで雪遊びに興じておりました。
また、寒い中でも着実に春の息吹も感じることが出来ています。
雪の下からひょっこり蕗の薹が顔を出していました。
さっそく、天ぷら佃煮で頂きました。


 

2012年1月19日木曜日

阪神・淡路大震災から17年

1月17日、阪神・淡路大震災から17年目を迎えるこの日、神戸などでは追悼と鎮魂のつどいが開かれた。

当山では毎年1月17日には、大般若祈祷会の法要を営み檀信徒の方々、地域あるいは日本の一年の平穏無事を祈る。
しかし、今年は昨年の3.11東日本大震災の記憶も新しく、お参り頂いた120名余の方の祈りは強いものがあったはずである。


遠い過去のことであっても、離れた東北の地であっても、困難にあわれた方を忘れずに思いをはせ祈ることは、人間の叡智ではないでしょうか。
今年一年の安寧を改めて祈るところであります。

午後からは初観音が開かれ、今年初めてのご詠歌が行われました。
 西国三十三箇所ご詠歌、第三十三番 谷汲山 華厳寺に、

「万世(よろずよ)の 願ひをここに 納めおく 水は苔より 出(いづ)る谷汲(たにぐみ)」

小さな願い、祈りであっても一人ひとりの祈りを束ねれば、きっと神戸のように東日本も復興するはず。
同じく三十三番に

「世を照らす 仏の験(しる)し ありければ まだ灯(ともしび)も 消えぬなりけり」

「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という比叡山を開かれた最澄の言葉もあります。
消えぬ灯を大切に。。。

 

2012年1月7日土曜日

坐禅会

平成24年もあっと言う間に一週間がたちました。
正月気分も抜けたころではないでしょうか。

今年から、当山・安住寺では坐禅会を実施する運びとなりました。たくさんの方に坐禅を経験していただければと考えております。
第一回目は、1月21日(土曜日) 午前6時30分~ 開催予定。

場所:杵築市南杵築379番地  於安住寺本堂
http://www.anjyuji.net/gmap2.html

内容:坐禅~読経~茶礼
(8時頃には終了予定)

参加は無料。経験などは問いません。また、坐禅が無理な方でも、正座禅・椅子禅など自分にあったスタイルで参加してみてはいかがでしょうか。
多くの方のご参加をお待ちしております。

早朝坐禅会(定例)
毎月、第二・第四 土曜日
時間:
午前6時半~1時間半(10月~3月)
午前6時~1時間半(4月~9月)
内容:
坐禅~読経~茶礼
参加資格:
年齢、経験、など一切問いません。
参加無料。

2012年1月3日火曜日

稽古始

昨日は杵築市剣道連盟の稽古始に参加させていただきました。

寒い中ではありましたが、諸先生、先輩方、小学生から高校生まで大勢の参加で活気ある稽古始となりました。

昨年は、杵築中学の個人・団体の全国制覇。新チームになって杵築高校の31年ぶりの県大会優勝など素晴らしい年でした。
今年も昨年に負けぬ素晴らしい活躍がある事を願っています。


写真はイメージ


2012年1月1日日曜日

ゆく年くる年

仏暦2555年・平成24年壬辰の新年をつつがなく迎えられたでしょうか。

当山でも、大晦日の夜から新年をまたいで除夜の鐘を打ち鳴らしました。


 

天皇陛下は「新年の感想」で次のように述べられております。

今年は,復興に向けて様々な計画を立て,将来への指針を選択していく年であるとともに,がれきの処理を始めとする多くの困難な業務に取り組まなければならない年になると予想されます。人々の英知が結集されるよう,また業務に携わる人々の作業が安全に行われるよう,願ってやみません。

国内外の平和と安寧を願います。