久しぶりに、昨夕子供の手をとって、ゆっくりと古い石垣が風情ある武家屋敷通りを散歩した。
毎日雑事に追われ、子供との時間が思うように取れない。
子育て中の親の多くはそうであろう。まして共働きなら間違いない。
「おとーさん。なんか好い匂いがするよ。」
「ほら、ほら、あっち。」
「何の匂い?」
指さす先には、小さな金木犀の花がたくさん咲いていました。
そういえば、お寺の裏門の植え込みも金木犀では・・?
お寺に戻り眺めてみると、可愛らしい木犀がひしめくように咲き、秋を告げる香りを放っていました。
心ゆったりとした時間の大切さを感じました。
花と香りにちなんで・・・
うるわしく、あでやかに咲く花で、しかも香りのあるものがあるように、善く説かれたことばも、それを実行する人には、実りが有る。
『ブッダの真理のことば感興のことば』中村元訳
実り有る生き方。自分だけの・・・
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