2011年9月22日木曜日

元気・幸せ・長寿の秘訣!

台風15号が日本列島を縦断し、日本各地で被害をもたらしました。
死者行方不明者が10人を超え、台風12号に続いて再びの天災。
被害にあわれた方々が、一日も早く安らかな日を迎えられますようお祈りいたします。

幸い杵築では大きな被害も出ず、今日は素晴らしい秋晴れになりました。

敬老の日は過ぎましたが、安住寺合掌会の皆様の主催による恒例の敬老会が催されました。


好天の中、足取り軽く87名の敬老者の出席のもと、和やかに・賑やかに会が進みました。
人生の先輩方のお元気な姿に、こちらも負けずに「頑張るぞ」と元気をいただきました。















仏教の教えに中に「幸せに・元気に・長生きできる」素晴らしい教えがあるんです。

実践修道の方法で、悟りを得る修行方法に「三十七道品」があります。
そに中に「七覚支法」が説かれています。

一、念覚支(ねんかくし)
日々の自分を心静かに念じ顧み、自らの心身の状態を観察する行。

二、択法覚支(ちゃくほうかくし)
仏の教えのもと、物事・現象を分別して観る。真実を選び、偽りを捨て、正しい生き方を選択実行する行。

三、精進覚支(しょうじんかくし)
仏の教えを、一心に精進努力して、仏道から脱落しない不退転の行。

四、喜覚支(きかくし)
仏の真実の教えを学び、真実の行を実行することによって得られる充実感を喜び励む行。

五、軽安覚支(きょうあんかくし)
心身軽やかに、常に軽快明朗、自由自在にして、仏道を見失わず、安んずる行。

六、捨覚支(しゃかくし)
取捨憎愛の念、すなわち何事においても対象への執着を捨て、心の平静さを保つ行。

七、定覚支(じょうかくし)
禅定中も平常の行動の中にあっても、常に集中力を欠かず、心を乱さない行。

本来「三十七道品」(七覚支)は、悟りを開くための、修行の方法ですが、日々「七覚支法」を実践すれば、心も軽やかに、幸せに、長く幸ある人生が歩めるのではないでしょうか。

敬老会にご参加いただきました、壇信徒の皆様に、準備をいただきました合掌会の皆様に、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。来年の敬老会にもお元気にお越しいただけますように、心より祈念いたします。

明日は敬老会のスナップを載せたいと考えております。

合掌。

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